高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(22/9/24.25)


【土曜阪神9R 野路菊S】
★ファントムシーフ(牡 2020 父ハービンジャー 母父Medaglia d'Oro)
◎成績:[2.0.0.0]
◎牝系:FNo.11(バランス系)~母ルパン、兄弟ルピナスリード、近親Banks Hill(BCメアターフ)、Intercontinental(BCフィリー&メアターフ)、Uapybo(サンパウロ大賞)、Heat Haze(メイトリアークS)、Leroidesanimaux(アットM)、Promising Lead(プリティーポリーS)、Champs Elysees(カナディアン国際)、Romantica(ジャンロマネ賞)、Quadrilateral(フィリーズM)、Mirage Dancer(メトロポリタンH)、Dansili(ミュゲ賞)、Visit(プリンセスマーガレットS)、Commemorative(オータムS)、Onesto(パリ大賞典)
◎コメント:高指数。父&FN的に数字ほど斬れないが、早目先頭で渋太さを活かせば相当強い。

【土曜中山11R ながつきS】
★ハコダテブショウ(牡 2018 父モーリス 母父アジュディケーティング)
◎成績:[5.0.1.5]
◎牝系:FNo.10-e(極軽系)~母イチノヤジョウ、近親スーパージーン(新潟記念)、グレイスタイザン(関東オークス浦和桜花賞)、ダイアモンドコア(浦和桜花賞)、ナイキハイグレード(羽田盃)、ソッサスブレイ(東京湾C)、マーサマイディア(フルールC)
◎コメント:指数はボチボチ。雨降って地固まった極軽ダートを利した逃げ切り。

【日曜阪神11R 神戸新聞杯(G2)】
★ジャスティンパレス(牡 2019 父ディープインパクト 母父Royal Anthem)
◎成績:[3.1.0.2]~神戸新聞杯(G2)
◎牝系:FNo.2-s(極軽系)~母パレスルーマー、兄弟アイアンバローズ(阪神大賞典2着)、近親Palace Malice(ベルモントS)、Rail Trip(ハリウッドGC)
◎コメント:指数はまずまず。極軽さとセンスの良さで、内有利なコース状態をフル活用。

【日曜中山11R オールカマー(G2)】
★ジェラルディーナ(牝 2018 父モーリス 母父ディープインパクト)
◎成績:[5.2.2.6]~オールカマー(G2)
◎牝系:FNo.16-f(地力系)~母ジェンティルドンナ(牝3冠、JC(2回)、ドバイシーマクラシック、有馬記念)、近親ロジャーバローズ(ダービー)、ドナブリーニ(チェヴァリーパークS)、Magical(ウィルロジャーズH)、ドナウブルー(京都牝馬S)、ドナウデルタ(ポートアイランドS
◎コメント:指数はイマイチ。内有利なコース状態をフル活用した馬が上位を独占。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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