高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(22/5/14.15)


【土曜中京11R 都大路S】
★シフルマン(牡 2016 父ハービンジャー 母父サンデーサイレンス)
◎成績:[5.2.2.18]
◎牝系:FNo.3-e(極軽系)~母ラブリネスオブパリ、兄弟シャンパーニュ(万葉S2着)、近親Mercalle(カドラン賞)、ファビラスラフイン(秋華賞)、ギュスターヴクライ(阪神大賞典)、Zamrud(T.フォンツァストロウ牝馬賞)、レディドーヴィル(ヘッセンポカル)、ランリョウオー(雲取賞)
◎コメント:指数はイマイチ。スロー逃げで掛かり通しのアラタを楽に交わして何とか押し切った。

【土曜東京11R 京王杯SC(G2)】
★メイケイエール(牝 2018 父ミッキーアイル 母父ハービンジャー)
◎成績:[6.0.0.5]~チューリップ賞(G2)、京王杯SC(G2)、小倉2歳S(G3)、ファンタジーS(G3)、シルクロードS(G3)
◎牝系:FNo.2-w(極軽系)~母シロインジャー、近親Storm and Sunshine(テストS)、ソダシ(桜花賞、阪神JF)、Smile Again(ベルエアH)、ユキチャン(関東オークス、ハヤヤッコ(レパードS)
◎コメント:指数は平凡。馬場回復し、外枠から掛かる面を見せながらも勝てるレベルに恵まれた。

【日曜東京10R 青竜S】
★ハセドン(牡 2019 父モーリス 母父マンハッタンカフェ)
◎成績:[3.0.0.1]
◎牝系:FNo.16(地力系)~母クイーンオリーブ、兄弟ペプチドナイル、近親My Darling One(米ファンタジーS)、ハートレイク(安田記念)、Tonemai(フランシスコエドゥアルドデパウロマチャド大賞)、Shamal Wind(オークレイプレイト)、Ten Sovereigns(ジュライC)、Al Thakhira(ロックフェルS)、ベルラップ(京都2歳S)
◎コメント:指数は水準。展開も向いて、ノリ役らしい殿一気が炸裂。

【日曜東京11R ヴィクトリアマイル(G1)】
★ソダシ(牝 2018 父クロフネ 母父キングカメハメハ)
◎成績:[7.0.1.3]~桜花賞(G1)、阪神JF(G1)、ヴィクトリアM(G1)、札幌記念(G2)、札幌2歳S(G3)、アルテミスS(G3)
◎牝系:FNo.2-w(極軽系)~母ブチコ、近親Storm and Sunshine(テストS)、Smile Again(ベルエアH)、ユキチャン(関東オークス)、メイケイエール(チューリップ賞)、ハヤヤッコ(レパードS)、シロニイ
◎コメント:指数はボチボチ。土曜に近親のメイケイエールが勝ち、更に馬場回復して極軽さをフル活用。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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