高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(21/6/19.20)


【土曜阪神11R 米子S】
★ロータスランド(牝 2017 父Point of Entry 母父Scat Daddy)
◎成績:[4.3.0.1]
◎牝系:FNo.3(極軽系)~母Little Miss Muffet、近親ブロッコ(BCジュウ゛ェナイル)、ゴジップガール(アメリカンオークス)、My Gi Gi(ハニームーンH)、Gallileo's Town(ウ゛ィセンテドゥプイ大賞)、Gianella(ディエゴホワイト賞)、ジョイフル(タンザナイトS)、カラビナ(メイS2着)
◎コメント:指数は平凡。むしろ軽馬場向きだが、相手に恵まれた感。

【土曜東京11R スレイプニルS】
★ハヤヤッコ(牡 2016 父キングカメハメハ 母父クロフネ)
◎成績:[4.4.2.7]~レパードS(G3)
◎牝系:FNo.2-w(極軽系)~母マシュマロ、兄弟ピオノノ(北海道2歳優駿3着)、近親ソダシ(桜花賞)、Storm and Sunshine(テストS)、Smile Again(ベルエアH)、ユキチャン(関東オークス)、メイケイエール(チューリップ賞)、シロニイ
◎コメント:指数はイマイチ。極軽系FNらしくむしろ極軽ダート向きで、終いに徹して末脚爆発。

【日曜阪神11R マーメイドS(G3)】
★シャムロックヒル(牝 2017 父キズナ 母父Tapit)
◎成績:[4.0.0.11]~マーメイドS(G3)
◎牝系:FNo.4-r(バランス系)~母ララア(ハリウッドスターレットS)、兄弟サラス(マーメイドS)、セラピア、近親Siphonic(ハリウッドフューチュリティ)、Dixie Dot Com(サンフェルナンドS)
◎コメント:指数はボチボチ。ハンデ&コース状態&枠順&展開を味方に、当レースを姉妹制覇。

【日曜東京11R ユニコーンS(G3)】
★スマッシャー(牡 2018 父マジェスティックウォリアー 母父キングカメハメハ)
◎成績:[3.2.1.2]~ユニコーンS(G3)
◎牝系:FNo.2-b(極軽系)~母スマッシュ、兄弟モルフェオルフェ、近親メーデイア(JBCレディスクラシック)、ウィッチフルシンキング(パッカーアップS)、サングレーザー(札幌記念)、ロフティーエイム(福島牝馬S)、エイムアンドエンド(共同通信杯3着)、パンプキンズ(東北優駿)
◎コメント:指数は水準。父産駒らしくコースは合っていて、極軽FNらしく極軽ダートも向いた。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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