高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(20/11/28.29)


【土曜東京9R カトレアS】
★レモンポップ(牡 2018 父Lemon Drop Kid 母父Giant's Causeway)
◎成績:[2.0.0.0]
◎牝系:FNo.2-d(極軽系)~母Unreachable、近親デインヒル(英スプリントC)、Eagle Eyed(アーリントンクラシックS)、Dundonnell(港スプリントC)、Harpia(シャーリージョーンズH)、Shibboleth(クライティリオンS)
◎コメント:高指数。2003年以来の2歳ダートOPだが、ユートピアのシクラメンSを超えるハイレベルで、軽馬場なら更に。

【土曜阪神12R 京都2歳S(G3)】
★ワンダフルタウン(牡 2018 父ルーラーシップ 母父ディープインパクト)
◎成績:[2.1.1.0]~京都2歳S(G3)
◎牝系:FNo.19(バランス系)~母シーオブラブ、近親Magistros(クリテリウムドサンクルー)、ビッシュ(紫苑S)
◎コメント:指数は上々。内有利な軽馬場のスローで外差しを決める強さ。

【日曜東京12R ジャパンC(G1)】
★アーモンドアイ(牝 2015 父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス)
◎成績:[11.2.1.1]~桜花賞(G1)、オークス(G1)、秋華賞(G1)、JC(G1)(2回)、ドバイターフ(G1)、天皇賞(秋)(G1)(2回)、ウ゛ィクトリアM(G1)、シンザン記念(G3)
◎牝系:FNo.8-f(極軽系)~母フサイチパンドラ(エリザベス女王杯)、近親El Gran Senor(英2000ギニー、愛ダービー)、Domedriver(BCマイル)、トライマイベスト(デュハーストS)、Bahamian Pirate(ナンソープS)、Que Vida Buena(エストレージャス大賞スプリント)、Chinchon(シンガポール航空国際C)、Takedown(ウインターボトムS)、Albigna(マルセルブサック賞)、シロキタクロス(神戸新聞杯)、ウ゛ァルディゼール(シンザン記念)、ライオンボス(アイビスSD)
◎コメント:指数は優秀。2番手以降は適正ペースで、内が荒れたコース状態の二四でもこの時計なら負けられない。

【日曜阪神1R 京阪杯(G3)】
★フィアーノロマーノ(牡 2014 父Fastnet Rock 母父Lion Heart)
◎成績:[7.2.0.9]~ダービー卿CT(G3)、京阪杯(G3)
◎牝系:FNo.17-b(バランス系)~母Heart Ashley(シカーダS)、近親Cupid(ゴールドカップアットサンタアニタ)、Artemus Sunrise(ターフウェイパークフォールCSS)、Ashley's Kitty(レイルバードS)、Hostess(オーキッドH)、シゲルソウサイ(ヒヤシンスS2着)
◎コメント:指数は平凡。巨漢らしく冬場が稼働期で、マイルからスプリントに下りれば力が違った。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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