高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(20/6/27.28)


【土曜東京11R アハルテケS】
★アシャカトブ(牡 2016 父シニスターミニスター 母父キングカメハメハ)
◎成績:[5.2.1.7]
◎牝系:FNo.5-h(地力系)~母ウ゛ェリタスマリコ、近親テレグノシス(NHKマイルC)、カモンマイハウス(マーメイドS3着)、フレイムオブピース(マーチS3
着)、ゼンノグッドウッド(大阪-ハンブルクC)
◎コメント:指数は平凡。入線後落馬も大事に至らなくて何より。

【日曜函館11R 大沼S】
★ダンツゴウユウ(牡 2014 父バンブーエール 母父サクラバクシンオー)
◎成績:[7.2.2.24]
◎牝系:FNo.12(地力系)~母チョウカイクリス、兄弟ダンツキャンサー(クイーンS3着)、近親ルルパンブルー(フェアリーS)、ミヤビペルセウス(新潟
JS)、ライラックカラー(カーバンクルS)、ニシノイーグル(園田金杯)、アイムホーム(加賀友禅賞)
◎コメント:指数はイマイチ。小回り千七での強さは特筆モノ。

【日曜東京11R パラダイスS】
★アルーシャ(牝 2015 父ディープインパクト 母父Tapit)
◎成績:[6.1.3.4]
◎牝系:FNo.9-f(バランス系)~母ザズー(ラスウ゛ァージネスS)、近親Flashback(ロバートBルイスS)、Renewed(ローレンスリアライゼーションH)
◎コメント:指数はイマイチ。2~4着が地力系だけに、これ以上馬場悪化すると厳しかったか。

【日曜阪神11R 宝塚記念(G1)】
★クロノジェネシス(牝 2016 父バゴ 母父クロフネ)
◎成績:[6.2.2.1]~秋華賞(G1)、宝塚記念(G1)、京都記念(G2)、クイーンC(G3)
◎牝系:FNo.20-a(極軽系)~母ペルウ゛ィアンリリー、兄弟ノームコア(ウ゛ィクトリアM)、ハピネスダンサー、近親フサイチリシャール(朝日杯FS)、フサ
イチエアデール(4牝特(西))、ライラプス(クイーンC)、アドマイヤエイカン(札幌2歳S)、ベラージオ(マーチS3着)、サイオン
◎コメント:指数はボチボチ。ラッキーライラックを馬場適性の差で競り落とすと独走に。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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