高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(20/2/22.23)


【土曜京都11R 京都牝馬S(G3)】
★サウンドキアラ(牝 2015 父ディープインパクト 母父サウンドバリアー)
◎成績:[6.3.4.3]~京都金杯(G3)、京都牝馬S(G3)
◎牝系:FNo.22-d(地力系)~母サウンドバリアー(フィリーズR)、近親Lady's Secret(BCディスタフ)、ビリーウ゛(スプリンターズS、高松宮記念)、Shamrock Rose(BCフィリー&メアスプリント)、Glorious Moment(サンマルティン将軍大賞)、ジャンダルム(デイリー杯2歳S)、キョウワハピネス(ファルコンS)、トレンドハンター(フラワーC)、スティールパス(スパーキングLC)、マイスタイル(函館記念)、ファリダット(京阪杯2着)、フィドゥーシア(アイビスSD2着)、モルフェデスペクタ(バーデンバーデンC)、シーブリーズライフ(クロッカスS)
◎コメント:指数は上々。距離短縮&外枠&相手弱化して順当勝ち。

【土曜東京11R ダイヤモンドS(G3)】
★ミライヘノツバサ(牡 2013 父ドリームジャーニー 母父シルバーチャーム)
◎成績:[5.2.3.13]~ダイヤモンドS(G3)
◎牝系:FNo.11(バランス系)~母タムロブライト、近親タムロチェリー(阪神JF)、Street Poker(ヘッセンポカール)、タムロスカイ(メイS)
◎コメント:指数はボチボチ。ラスト1fを13.0と要して、渋太さをフル活用。

【日曜小倉11R 小倉大賞典(G3)】
★カデナ(牡 2014 父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ)
◎成績:[4.3.3.12]~小倉大賞典(G3)
◎牝系:FNo.16-h(地力系)~母フレンチリウ゛ィエラ(サラブレッドクラブオブアメリカS)、兄弟スズカコーズウェイ(京王杯SC)、近親Red Bullet(プリークネスS)、Silent Poet(プレイザキングS)、Our Emperor(チェアマンズC)、Platinum Class(ファイナルフリングS)
◎コメント:指数は優秀。外有利なコース状態の上、先行したジナンボーが煽られて流れも向いた。

【日曜東京11R フェブラリーS(G1)】
★モズアスコット(牡 2014 父Frankel 母父ヘネシー)
◎成績:[7.5.0.9]~安田記念(G1)、フェブラリーS(G1)、根岸S(G3)
◎牝系:FNo.4-r(バランス系)~母India(コティリオンBCH)、To Honor and Serve(シガーマイルH)、Angela Renee(シャンデリアS)、Rahy's Attorney(キングエドワードS)
◎コメント:指数は上々。根岸Sを高指数勝ちの上、先行したアルクトスが自虐的にペースを上げて流れも向いた。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


競馬予想GPトップページへ