◎が5年連続連対中!




皆さんこんちゃ!
さつまです!

今週は競馬の祭典とも言える日本ダービーが東京2400mを舞台に発走を迎えます。

競馬を知らない人でもダービー、有馬記念は1年の中でもお祭り感覚で参加することも多いと思いますが、予想配信をしてる人間としては最も当てたいレースと言っても過言では無いのかも。笑

自分は日本ダービーに対して苦手意識こそ持っていますが、このレースが得意と思ったことは一度もありません。ただ幸いなことにここ5年は本命馬が馬券に絡んでくれること多く頑張れてる感じはありますかね。

さつまの本命馬 直近5年

2022年 ◎ドウデュース
2021年 ◎シャフリヤール
2020年 ◎サリオス
2019年 ◎ダノンキングリー
2018年 ◎エポカドーロ

この中でも特に自信があったのがシャフリヤールとダノンキングリーの所。4年前はダノンキングリー勝ってたと今でも思ってますが、3連単とれたので十分だった気もします(直線向いた時100人中95人が勝ったと思ったね…)。

今年は転けそうな予感もするけど、なんとか本命馬が馬券内には滑り込んでくれるよう祈りながら予想をしていきたいかなと思ってます!

日本ダービーは馬の適性、能力も勿論大事になってきますが、個人的には他のレースを予想する時よりもファクターの比重として上げているのが騎手の部分。

【過去10年 ダービー優勝馬の騎手】

2022年 武豊騎手
2021年 福永祐一騎手
2020年 福永祐一騎手
2019年 浜中俊騎手
2018年 福永祐一騎手
2017年 Cルメール騎手
2016年 川田将雅騎手
2015年 Mデムーロ騎手
2014年 横山典弘騎手
2013年 武豊騎手

この様に過去10年の括りだとベテラン騎手orリーディング上位の騎手が若手の割り込みを許してないんですよね。まあここで勝ってるベテラン騎手も若い時にダービーを勝っていたりしますが、結局の所リーディングの括りで見た場合は全盛期とも取れる訳ですし、メイチの馬で最大限のエスコートをしてあげる事が出来るのかって部分は大切。

ジョッキーをやっていれば特別価値ある勝利とも言える日本ダービーですし、どっしりと構えて乗れる精神力も必要となるのかなと。

根拠的に薄い場合、あまりデータの部分を参考にはしないのですが、近年でダービーを10番人気を超えて勝っているのはロジャーバローズの1頭。後は1-6番人気までが占めており、1.2.3番人気の括りが10年で7勝と一定の能力を示した馬が順当に上位争いをしているレースでもあります。

これは広い東京コースで直線も長く、力のある馬が極端な不利を受けずに走らせる区画が多いこともあるのかなと。



【皐月賞の展開、馬場に関して】

今年はクラシック1冠目となる皐月賞が道悪競馬で行われたんですけど、ハイレベル戦の後に間隔を詰めて使ってくることも考えるとこの条件での激走組の疲労がなどの懸念もあると思いますが、自分は逆にああいった馬場でもしっかりと走れてこそダービーでも通用する基準に達していると考えているので、馬場に負けた馬の巻き返しの可能性は薄いかなって見方です。

適性部分で負けた馬の巻き返しはあると思いますが、明確に馬場を言い訳にしてたフリームファクシ、グリューネグリーン、ホウオウビスケッツ辺りは結構厳しめの評価って印象。



【皐月賞のレース質】

ただでさえ馬場も悪かったですし、開催の進んだ分で傷んだ分に加えて雨の分も足された道悪競馬。重馬場表記の中でも特に外差し傾向の強い状況と言えたので、フラットではなく外有利の馬場。

そこにグラニットが作ったHペースも相まって完全な外差し決着と言える展開でした。

この辺も含めて全頭考察では触れていこうかなと思います。

いつもなら1頭ごとにダラダラと書いちゃうこと多いけど、今回はできるだけ簡潔に伝えられるようにサラッといければ。皐月賞の時にも全頭考察は既に書いていますし、ある程度は書ききっているので、別路線組や皐月賞を踏まえた上での評価なども記載していきます。

それでは2023年のダービーに出走する18頭の考察を書いていきますので、気になる方は最後までお付き合いください。



【日本ダービー 全頭考察】

1ベラジオオペラ

皐月賞先行組。例に漏れず道悪馬場とHペースに巻き込まれた1頭で、2走前に控えて鋭く伸びた競馬をしていただけに展開で泣かされた感はあった印象。

距離を考えるとインで壁を作った方が良さそうですし、理想の枠をGET出来たと思います。

1つ戦績を汚すだけで一気の人気落ちは寧ろ歓迎とも言えますし、今回も相手には加えておきたい1頭。ただ馬場を加味しても距離の壁はありそうでしたし、紐に加える程度の評価でそれ以上穴馬として過度の期待は禁物か。

2スキルヴィング

同舞台を2度経験している1頭で、この枠に収まったのは相当持っているなと言うのが初見の感想。

ルメール騎手であれば初動だけポジション取る為に促して後は上手く脚を溜めることに専念してきそうですし、ロスのない立ち回りがある程度約束されたことは強み。青葉賞組は勝ててない状況と言えど軽視すべきタイプではない括りになるので、ここに印を回すのは必要最低限の点数と割り切るべきか。

前走復調気配だったハーツコンチェルトを負かしていることからも、皐月賞上位組ほどの能力計算はできませんが、一定の価値があった1勝と青葉賞は数えておきたいです。多少は過剰人気扱いなので人気サイドから買う場合は馬連などは割り切ってカットが妥当。

3ホウオウビスケッツ

皐月賞は馬場もそうですが、自分の中では明確に距離の壁があったように見受けられたレースで、今回内枠でどこまで誤魔化せるかによるけど、基本は厳しいかなと判断。

前走の負け方に対しての言い訳をどこの部分にするかで評価を変えて良いと思いますし、自分は更に距離が伸びる点はマイナスだと思うので評価は下げる形。前進気勢豊富なタイプが初動から速い逃げ馬にぶつけた経験は悪くないけど、距離を縮めた時の方がパフォーマンスを上げてくるかなってイメージ持ってるだけに2400までは。

4トップナイフ

皐月賞はスタートで滑った所を挟まれてしまい大きく出遅れる不利。

ポイントになるのはここから巻き返しての7着って部分が必要以上に強いと捉えない方が良いって部分。シンプルに先行できた場合はもっと負けていた可能性も含みますし、勿論好走できていた可能性もあります。

ただ差し込めたと言うよりは出遅れたことでHペースに付き合わず、外を回して惰性の分で垂れてきた所を拾って来れた感はありましたし、ソールオリエンスはそこから頭まで持ってきているので、同じ位置取りからならば比較としては勝ち馬の方が全然上かなと。ただ皐月賞の位置で競馬をする馬では無いことも確かなので、スタート決めて枠なりにポジション取った競馬をしてきた場合は十分巻き返し可能。

距離延長も対応できそうですし、穴馬としての括りなら期待値かなり持っている馬だと考えてます。皐月賞と比べて好転要素の含んだ馬なので、注目馬の1頭として挙げておきます。

5ソールオリエンス

皐月賞は後方待機策から外一気の競馬で優勝。前走のトップスピードに乗せてからの伸び代は勿論評価するべきではあるけど、外差し優勢の場面で1番綺麗な所を通ってきたって部分は加味するべき。

比較対象として個人的な見解を述べると2年前のエフフォーリアの方がダービー勝つ可能性は高かったのでは?って思っているので、今回過剰な評価になりがちなタイプだとは思います。それでも底を見せていないってことは本当でしょうし、引き続き好走担保もそれなりにあるけど、先週のリバティアイランド程の勝率は考えにくいので、抜けた1番人気になるのであれば本命にまでは見たくないかな。まあ相手には数えるけど、どっちに転んでもおかしくなさそう。

6ショウナンバシット

皐月賞は早めに抜け出したタスティエーラと比較すると1歩置かれてしまった形にはなったけど、この辺は枠の差が大きく出たレースと考えると十分力は見せた1戦。

元々多頭数相手のHペース戦の経験値なども薄かった馬が一気の相手強化のタイミングで踏ん張れた点は○。

ただ人気薄としての括りから外れるほど人気が上がると妙味は薄れる気もするので、前走よりも枠はプラスに働きそうですが、前走以上のパフォーマンスを当日のオッズでバランス見つつどう評価するか。

7フリームファクシ

前走の皐月賞は馬場と枠で力を出し切れなかったと仮定も出来ますが、これに加えてシンプルに弱かったって可能性も考えなくてはいけない訳ですし、この手の馬の巻き返しまでは計算にあまり入れたくないかなと。

人気落ちの場面になるけど、これが正当なオッズまで有り得るので自分としては割り切りたいタイプ。

8メタルスピード

皐月賞では本命打って悶絶させてくれた1頭。ただ1歩待った差し馬が総じて得をしたレースで早めに抜け出しを図ったグループとしては見せ場を作るまで至っていましたし、シンプルに前走は能力面で舐められ過ぎていたかなと。

今回は前走ほどのオッズでは買えなくなりそうですし本命候補からは既に除外してるけど、やや忖度して相手には入れるかも。前走買っていて、今回買わずに走られたらさすがに感はあるので。笑

まあ展開やオッズ含めて前走が1番の買い時ではあったので、距離延長はまだしも東京コース替わりなどは若干のマイナスになりそう。

枠は良いところに収まったと思うのでスプリングS、皐月賞みたいな競馬をしてどこまで。

9グリューネグリーン

皐月賞は内枠且つHペースを先行して巻き込まれたものと度外視はして良いけど、結局の所あの位置取りで運んでどこまでのタイプは変わらずなので、この手の馬を買うならトップナイフ買えば事足りるのではって思考からもこの馬までは伸びなそう。

延長の善し悪しは一旦置きますが、ラストまで伸ばすって意味でもMデムーロ騎手の方が相性も良さそうですし、好転要素は枠くらい。




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注目馬のボックスで夢馬券も




10シャザーン

皐月賞は外差しのグループに加わった形で6着。進路取りなども悪くなかったですし、ラストはその中でも切れ負けと言える内容だったので、今回距離が伸びる点は◎。

前走が初めての多頭数競馬でポジション取り切れなかったようにも見えましたし、そこを経験できた上で能力も一定以上は示せたと考えれば内容としても良かったかなと。

今回5.6番手くらいにポジション引き上げてジワジワと伸びる形ならば逆転あってもおかしくないですし、人気も無いので期待値ありそう。今回のコラムでは注目馬の1頭に数えておきたいですかね。

11ハーツコンチェルト

新馬戦のパフォーマンスや評価からは大分トーンダウンしたと言えますが、それでも条件の一致する舞台まで漕ぎ着けること出来たのは収穫。

この手のタイプは前哨戦だとまったく見限られずに妙味無い立ち位置になってしまうのが常でしたが、本番で他に魅力のある馬が揃う場面では若干甘い見積もりになりますし、素直にこの条件自体は合うので今回こそが買いの場面。

スキルヴィングを物差しに考えたオッズ比較でも明らかに嫌われそうな部類ですし、追走緩和の舞台でこそ。

12タスティエーラ

差し馬有利の決着となった皐月賞を先行して2着はやはり能力ありますし、外枠だったことを加味しても現状能力だけなら皐月賞2着の着順通りソールオリエンスに続いての2番手。

距離延長、左回りも特に問題なさそうですし、他に買いたい馬がいるので上の評価までは分からないけど、オッズ含めてならソールオリエンスよりも気持ち買いたいかな程度。

高速馬場になりそうな開催ですし、切れ負けを懸念しても前にいた方が良さは出るので、グラニットみたいな馬がいない点に関しては前走よりも好転要素として捉えておきたいです。

13シーズンリッチ

評価の高まるドゥラメンテ産駒の1頭ですが、相手比較の部分に関して層が一気に厚くなるターンですし、余程の上ブレ引く必要はありそう。

毎日杯を勝ってこそいるものの、このレースで3着に入ったドットクルーは次走の京都新聞杯で間隔詰まったとはいえ何も出来ずにあしらわれてますし、なんなら前走に関しても外を回してきたノッキングポイントの方がラストの伸び代は優勢だったように見えたので、さすがに厳しいかなといった評価。

14ファントムシーフ

皐月賞は3.4コーナー外を回したにも関わらず、直線ではもう一度内に切り替える不利と落鉄がありながらも渋とく伸びての3着。

不利はあったけど、皐月賞は枠も含めてルメール騎手はやる事やったとは思っているので、パフォーマンスの下ブレまでは引かされてないと考えてます。

ただ元々大跳びな馬で中山コースよりも東京コースの方が舞台としては合っていると考えられますし、デビューしてから1番パフォーマンスのブレを小さく収めてる1頭なのは好感。

今回は武豊騎手がテン乗りになりますが、ダービーのテン乗り馬は的なこと言われてるけど、スペシャルウィークから始まり昨年のドウデュースでダービー6勝を挙げているジョッキーならばそこまで気にする必要も。

テン乗りにも種類があって、前哨戦で見せ場なく終わり見限られるパターン、前走の騎手比較で大幅に見劣りする騎手に乗り替わるパターン、元々の持ち馬がいて乗り替わりが既存路線なパターン、今回で言うと前走ルメール騎手なので誰が乗っても騎手比較の見劣りは踏むことにはなるけど、落ちる幅に関してはことダービーに置いての武豊騎手ならば最小限に抑えられていると思いますし、ルメール騎手の継続騎乗に越したことは無いけど、問題ないのかなと。

新馬戦から頭数に対しての外枠引いた時は全て先行できていることから初動は外枠の方が作りやすいキャラと言えるので、この枠でも十分見せ場を作れるだけの馬だと思ってます。距離延長にどこまで対応出来るのはポイントになりそうですが、皐月賞からの巻き返しがあって良い馬なので注目馬の1頭として数えてます。

15ノッキングポイント

前走の毎日杯や2走前のマイル戦の競馬が良かっただけに、やはり2400mって距離に関してはネック。

後は距離に対して誤魔化しをしたい馬が外枠に収まったのは決してプラス要素にはなりませんし、乗り手も北村騎手とエスコート面の不安も重なる場面なので基本は軽視。

16パクスオトマニカ

プリンシパルSは前哨戦らしく落ち着いた落ち着いた流れを逃げて1着。

さすがに同様の競馬をこの馬のリズムでやらせて貰えるメンバーでは無いでしょうし、余程能力を隠しているなどの上ブレないと厳しいか。

17ドゥラエレーデ

海外競馬を1つ挟んでのダービー参戦は異色なローテになるけど、間隔としては皐月賞組よりも余裕がありますし、この部分がオッズに影響するのであれば寧ろ美味しいまでありそう。

昨年のホープフルSでは先行有利の馬場を逃げた2頭がそのままワンツーと恵まれた感はありましたが、そこからの比較をまだ落としていないので今回は試金石の1戦。

物差しをトップナイフにしても見劣り自体はそこまで無いと思いますし、大外枠はマイナスだけど立ち回りや展開次第では見せ場を作れてもおかしくないかな。

持続タイプの立ち回りをここまでブレなく出来ていますし、前走のUAEダービーも勝ち馬がデルマソトガケだった事を考えると2番手追走から最後離されたとはいえ食い下がった点は評価。

成長分もありますし能力比較は更新してくるのが妥当なので、この手のタイプはオッズに魅力があるかどうかを判断基準にしたいです。もう少し内枠に入ってくれれば黙って買ったのだけど、多外枠の分で印が余ればかな。

18サトノグランツ

2走前のゆきやなぎ賞からは間隔を少し置いて挑んだのが、前走の京都新聞杯だったので、間隔詰まる中でも上積み自体はありそうなタイプ。

距離延長もまったく問題ないですし、人気次第ではと考えていた馬ですが、綺麗に大外枠に収まったのは残念。

馬混みに入れること出来るキャラなだけに内枠ベターではあったと言えるので、この辺は評価を下げるポイントにはなるかな。ただ一瞬でトップスピードに入れる馬ではないので、後半上がりの掛かる上に4F戦などの体力レースをする事になればジワジワと脚を使って気付けば先頭付近にいる可能性はあると思います。

以上が2023年の日本ダービーに出走する18頭の考察になります。いつもよりは簡潔に纏めるように頑張ったけど、長くなってしまいすみません。苦笑

注目馬
トップナイフ
シャザーン
ハーツコンチェルト
ファントムシーフ

馬券や最終的な評価はオッズや傾向見つつ決めますが、◎から狙うのとは別で遊びの3連複BOX(夢馬券)なども折角だし印入れた馬でソールオリエンスだけ除いて買ってみるかもです。

なんだかんだで5年連続本命馬連対してるので、今年も頑張りたいとは思ってます。最後に言っておきますが、ダービーは苦手意識だけ人一倍持っているとだけ残しておきます。笑

1年の中でも有馬記念と並んで1番馬券を当てたいレースだとは思いますし、皆さんも悔いの無い選択出来ますように祈っておきます。

それでは最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!!




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プロフィール


さつま

2018年にプロデビュー。2019年2月から8月まで全1746レースに参戦してプラス収支を記録!
2019年のケンタッキーダービーでは1千万馬券を的中というアメリカンドリームを手にした!

2019年秋より競馬予想GPに参戦し、デビューから9週連続万馬券的中の記録を樹立。
年間トータルでもプラス収支と大活躍中!

Twitter:@sweet777potato


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