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重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!

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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方(馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点)に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。




函館記念

;今週からいよいよ夏競馬で、万馬券とかいろいろ伝説予想をしてきた夏のお楽しみの一つ、函館記念もあるので期待してます!
その前に回顧ですが、先週もいろいろと盛り沢山でした。
天気読みが大変で府中牝馬Sとかなんとも言えないドラマもありましたが(笑)、そんな中で日曜阪神7Rでは7番人気の本命が激走して3連複226倍的中とかがありましたね。
日曜の勝負レースでは函館9Rで当日同点で人気のない方が2着だったので、馬単41倍を買い目ルール上1点目的中になったレースもありました。
このレースは日曜唯一のWレースでもありましたよ。

;あのレースは、1,2着馬共に馬体重が問題なくて、少し湿って時計の掛かる良馬場もピッタリの馬達だったから。

;やっぱり狙ったレースで絞って勝負!ですよね。
本命は「消耗戦になれば」という解説でした。

;まさしく「馬場、馬体重が合っててオッズも美味しいレース」でガツンと勝負ということだね。

;このレースは函館の芝でしたが、3連複226倍が当たったレースは、先週天候の影響を受けにくいと話していたダートでしたね。

;阪神、東京は前日に大雨が降って翌日に雨が上がるという、芝のバイアス読みが難しい状況だったからね。
荒れ馬場が乾いていく過程は、乾き方次第で強制バイアスが発生するから、その乾き具合にピタリと合ってる馬を選んでないとアウトになる。
そのぶんダートは、大雨後の雨上がりなら道悪であること自体は確定しているわけだから、そこまで極端にバイアスを気にする必要もない。
馬場にヤマを張る必要がないわけだよね。
ただそれ以前に騎手が指定通りに乗ったからだけど。

;確かに「ハイペースになって矯めて乗れば延長も対応しやすい」というような解説で、ハイペースになって矯めて乗って完璧に設定通りでした。
ただ延長だと緩い流れの方が体力不足を出さないような気もするのですが?

;この馬は1200mしか過去に経験がないからね。
延長だと掛かって精神コントロールを欠く恐れがあるんでハイペースの方が良い。
それでしっかり矯めて乗れば、馬が延長を走っていることに対する違和感を感じず、かつ格上げ戦のペースアップを満喫出来るわけだ。
馬場が速すぎて外差しが利かないレースになったんで、馬群に潜り込めば理想だったけどね。
遊楽部特別も指定通りに乗ったでしょう?

;本線的中のレースですよね。
確かにレースのポイントで、「消耗戦を4,5番手から競馬すれば」という解説でした。
結局、本当に3角5番手から4角4番手で、上がり35.5秒の消耗戦ですから、完璧に指定通りでしたね。

;いつも言ってるように、馬はステップとタイプによって、走れる位置取り、レース質は自ずと予め決まってくるわけだよ。
解説した通りに乗って、当日の馬場が指定と合ってれば激走することになる。
何も難しい注文をしているわけではなく、馬の気持ちの通りに騎手が乗れば自然にその位置になるのを指定するのが基本だからね。
あとはただ単に騎手がそれを理解しているかだけになる。
実行すること自体は簡単だから。
活性化の弱い馬に「前に行け」とか、無理な注文してもしょうがないしね。

;よく、「なんで前に行かないんだよ」とか騎手に文句言う人もいますよね。

;「その馬、無理をしないと前にいけないだろう」みたいな馬だと、意味ないからね。

;基本的に捉まっていれば自然にその位置になる騎乗を要求してますね。

;さっきの220倍的中のレースも同じで、格上げ戦のハイペースだけど延長だから、馬の気持ちを尊重すれば自然にあの位置になる。
そこで意味のないアクションを騎手が取ると、全ての計画がパーになるわけだ。

;Mで馬の走る位置取りは予め決められていることを、きちんと騎手には理解して貰わないとですね(笑)。
で、なんとも悔しい結末になった府中牝馬Sの回顧もお願いします。
本命が10番人気のマカナ、対抗が5番人気のセキトバイーストという予想でした。
で、重い馬場残れば対抗からもという解説で、かなりセキトバイーストの単勝も買っていましたね。

;重めの馬場が残ったのもあるけど、前残りだったからね。
さすがに追い込みのマカナよりセキトバの方が当日の前残り馬場では有利だよ。
まぁどんな脚質で決まろうが、追い込みならマカナ、前残りならセキトバが勝つ予定なんで、2頭の単勝=プチ単勝爆弾はしっかり仕掛けておかないと。
2頭とも人気薄なわけだし。

;僕も当日は2頭の単勝をしっかり買いましたよ。
予想してるときは道悪と思わなかったので(笑)。

;S君のは事前予想だから、天気もさっぱり分かってない段階で大変だよね。

;しかも前残り馬場でしたから、マカナは有利ですしね。
それと3連複の1,2,4着馬の買い目も買ってたんですよ・・・。
今井さんの予想は6点買いまでですが、2番のウインは66点なのでだいたい8点目くらい流すと当たる買い目に該当しますし。

;そうだったんだ。
僕も買ってたよ(笑)。
買ったときは1000倍以上付いてたからね~。
それと徐々に内から乾いていく馬場になったんで、6点目くらいの買い目の比重で買ってたんだ。

;やっぱりそうだったんですか。
それがミアネーロに最内を突かれちゃいましたから、ショックでしたよ。

;全くその通りだね。
1番枠のマカナが内伸び馬場で一番外を回って、外の2頭がその内に入るわけだから、あまりに悔しいよね。

;そもそもマカナはC系の最内枠で本命だったわけですし。

;イメージとしては、スプリングSのフクノブルーレイクだったんだけどね。
松岡が乗ってた。

;あっ!そうか。
人気薄で2着に激走して当てた、昨年のレースですよね。
あれはC系で、内をスルスル捲っていきました。

;しかもあの時も道悪だったんだよ。
道悪で彼が思い出して同じように乗るという読みだった。

;なるほど、そういう作戦だったわけですか。
レースのポイントで「徐々に馬群を上がっていけば」という解説でしたもんね。

;軽量だから徐々に動かして捲り気味に動いても、スタミナ切れすることはないからね。
しかも馬群の中で集中出来るし、道悪適性もあるから、それらを存分に活かせる。
いや、そこまで外を回らなかったから、本来は悪くはない騎乗、むしろ上手い騎乗だったけど。
横山典と大野が、さらにその遥か上をいったというだけの話で。

;松岡は道中動いていきませんでしたもんね~。
やっぱり今井さんの指定通りに乗らないと駄目でした。

;松岡も僕に電話でもすれば教えてあげて、あと10勝くらいは勝ち星も増えるだろうけど(笑)。
少なくともこのレースは2着には走れた。
あれでは何年経っても横山典は超えられない、永遠の兄貴ということで終わっちゃうね。
ノリももう直ぐ還暦なわけだし、松岡にはもっと頑張ってほしいよ。


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;ところで僕は単勝と馬連も当てたんですよ。

;え、そうなの?

;ウインは自分の予想に入れていたので、前残りの道悪とコメント解説で、セキトバイーストから買ってました。
今井さんの予想をミックスするハイブリッド馬券はかなり成功しますよ(笑)。
予想で「対抗からも」の指定は滅多に出ないんで、かなりセキトバイーストの可能性もあるということだろうと思ってましたし。
ところでマカナはC系の相手強化でなんとなく分かるんですが、セキトバイーストはどうしてですか?

;この馬は抜群の道悪巧者に加えて、パワーがここでは飛び抜けているからね。
しかも2戦連続凡走後の短縮で体力が有り余っているんで、消耗戦になればなるほど有利になる。
だから最初はこれを本命にしようとも思ってたんだよね。
そしたら土曜の芝がかなり降ってるのに時計が結構速いんだ。
これだと雨が上がった日曜は高速馬場になる可能性が出てくる。
高速馬場のスローでは切れ負けしちゃうんで、そこが気になった。
あともう一つ、これはさっきの話と被るけど。

;なんでしょう?

;最初は先行馬が多くて縦長の消耗戦になりそうなメンバーもあって、本命を考えてたんだよね。
そしたらコメント読んでたら、テリオスララが「逃げる必要はない」とか言ってるんだ。
これで迷ったよ。
テリオスが逃げないと、みんな2,3番手の方が良い馬だから、案外ペースが落ちちゃう可能性がある。
馬場が乾いての上がり勝負ではきついからね。
ただセキトバイーストは二の脚の先行力はあるけど、ダッシュ力はそんなにない。
この先行馬の多いメンバーだと、騎手がかなり仕掛けないと自然に3,4番手になる。
それでスローの高速馬場だと、もう100%アウトね。
つまり騎手が強引にスタートで仕掛けないといけない。
さっき話した通り、基本的に騎手が自然に捉まって、馬の気のままに乗ると来る馬を本命にするから、騎手の意向が影響する本命は避けている。
マカナの場合は、道悪でこのメンバーだと、途中で行きたがるから騎手が何もしなければ勝手に道中動いていくことになるんで、「ただ騎手が捉まっているだけで来る馬」という予想主義からマカナを選んだわけだ。
だから、スタートで浜中が押していった瞬間にセキトバイーストで仕方ないなとは思ったよ。
あとは松岡がマカナの気持ちと能力を信じて、馬が上がりたいときにスルスルと上がらせてあげるだけの話だったけど。

;あの予想の裏にはそんな話があったわけですか。

;まぁある程度騎手が、馬に無理に命令を出さないといけない馬を本命にすることもあるけどね。
そもそもそういう馬しか好走出来ないメンバーのときとか、かなり人気薄のときとか、あるいは騎手が理解してて今回そう乗る可能性が高いと判断した場合だよね。
今回は人気とのバランスを考えて、セキトバイーストでそれを出すのはどうか?という判断だったんで、「対抗からも」という解説も敢えて付けたわけだよ。

;それにしても毎週、ドラマチックなことが起きますよね~(笑)。
当たったレースはもちろん、外れたレースも劇的ですから。

;それは世界と対話しながら予想してるからで、どうなろうが劇的な結末になりやすい。
ただ、しらさぎSは単純に僕のミスだったよ。
まぁあれだけばらけるレースだとレース質が読みにくいのもあって準勝負レースにしたわけだけど。

;勝負レースだった土曜阪神7Rなんかは、予想上位4頭が4着以内独占も、人気薄の本命が4着で縦目の3連複的中になっちゃいましたよね。
4連複でも売ってくれれば良かったですが(笑)。

;土曜は縦目での的中が多かったね。
今週は荒れてばらける馬場の東京がようやく終わってくれたんで、天候を読んできっちり縦目でなく本命で当てよう。

;では函館記念のデータ分析です。
昨年は、2600mのOP特別6着後だったヴェローチェエラが勝ちましたが、OP特別からの短縮馬はいませんね。
2着は天皇賞春11着後のハヤテノフクノスケ、3着も登録のない新潟大賞典組だったので前年にいきましょう。
24年は、巴賞勝ちのホウオウビスケッツが勝ったので2着ですが、エプソムC6着後のグランディアが来ました。
エプソムCからは4,15着馬が登録してますよ。

;ならまずエプソムC3~6着で見てみると、8頭中4頭が3着以内だね。
来た馬は、前走逃げてた馬と3角10番手以降が3頭。
10番手以降は来た馬だけで、極端な脚質が嵌まらなかった馬、特に追い込み不発の馬は注意したい。
今回は3角1~7番手と様々。
ただ2角で9番手以内だった馬は、6頭中4頭が来ているから、ある程度前半ついていける馬だとベターになる。
2走前は3勝クラス~重賞と様々。
重賞の馬は5,11着で、3勝クラスとOP特別の馬は連対していた。
3走前は、3勝クラス2頭とOP特別とGⅠ。
GⅠの馬はマイルCSで1600mだから、トップクラスカテゴリーストレスの薄い馬は当たり前だけど怖いよね。
エプソムC9着以下だと、8頭中1頭が3着以内。
来た馬は前走3角11番手と差していた。
ただ該当馬はほとんどが差し馬で、1角で9番手以内だと4頭中1頭が来ている。
今回は3角11番手で、4角12番手。
今回4角でも11番手以降は2頭中1頭が来ていて、巻返しステップだけに極端な脚質を取りそうな馬は注意したい。
2走前は中山金杯で3番人気12着。
2走前に人気を着順が2つ以上下回ったのは2頭だけだし、10着以下も2頭だけ。
2月以前も2頭だけ。
何れにしても蓄積疲労の少ない馬は注意したい。

;3着は鳴尾記念からだったので、前年にいきましょう。



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◎「厳選!勝負レース」とは?

[ウマゲノム][Mの法則]などを使った総合評価により、最も勝負できるレースを3レース前後ピックアップし、レースごとにランキング表とコメント表を掲載します。
ランキング表は評価(点数)の高い順に並んでおり、各馬の上段に馬番・馬名・馬のタイプ(掲載しない場合もあります)、下段に評価点数・理想体重・想定オッズ情報が含まれています。

◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
(11)2位-3位-1位 (12)2位-3位-4位 (13)1位-2位-5位 (14)1位-2位-6位 (15)2位-1位-5位 (16)2位-1位-6位 (17)1位-3位-5位 (18)3位-2位-1位 (19)2位-4位-1位 (20)2位-5位-1位 (21)1位-5位-2位

買い目の順番。同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる。
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか、それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが、高配当や馬体重、馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい。
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので、人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い。


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◆「厳選!勝負レース」(1,460円)

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プロフィール

今井 雅宏(いまい まさひろ)

学生時代に独学で競馬を研究し、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見、それまでの競馬予想を一変させた。
現在は、競馬雑誌で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催して、毎週予想情報の提供を行っている。
著書は「衝撃の馬券革命 Mの法則」(メタモル出版)、「短縮ショッカー」「ウマゲノム版種牡馬辞典」(白夜書房刊)など多数。

■主な著書一覧■

Mの法則×血統ビーム 誰でも使える血統買いパターン NEW!
ウマゲノム版重賞解析読本 古馬・芝編
「短縮×逆ショッカー 元祖爆走ローテーション理論」
衝撃の馬券革命Mの法則