先週の朝日杯FSでは本命アドマイヤズーム、対抗ランスオブカオスでズバリ!前走が未勝利戦と新馬戦というフレッシュな2頭が激走し3連複17,460円(6点)的中!
有馬記念のステップでは昨年ジャパンCからのステップが1~3着を独占。まずはここからじっくりと解析していこう!
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重賞ステップ解析とは
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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方(馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点)に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。
編;阪神JFに続いて、今週もGⅠで人気薄の本命が連対しましたね。今回はきっちり相手も走って(笑)、馬単37倍、3連複174倍も綺麗に的中でした。◎アドマイヤズームの単勝9.1倍も美味しかったですが、対抗が単勝45倍のランスオブカオスにはビビりましたよ。5番人気本命、対抗9番人気の振り回し予想でしっかり的中ですもんね(笑)。
この調子でいよいよ締めの有馬記念なので、よろしくお願いします!
今;あと一週あるけど。
編;そういえば、また得意の2歳GⅠが控えてますよね~。ところで朝日杯FSは、かなり手応えあったみたいですね?
今;これは当日、相当の自信があったよ。それにしても今週は、今まで記憶にないくらい精度悪かったから申し訳なかったね。
日曜は馬体重が無茶苦茶な本命が多かったし、中山の馬場も読みと逆で内伸びだった。そのなかで朝日杯FSは、馬体重も馬場も文句なかったから、このレースで倍返しに出来る自信はかなりあったわけだよ。
編;やっぱり馬体重と馬場が良いレースで勝負が基本ですもんね~。しかも人気薄が本命対抗のときは破壊力が違います(笑)。
アドマイヤズーム、ランスオブカオス共に馬体重が何も問題ない人気薄でしたから、この形だと、勝負レースの中でも、かなりの勝負レースになるわけですよね?
今;馬体重だけではないよ。馬場とパドック、オッズも当日完璧だったから、超勝負レースだよね。
編;パドックはどうでした?
今;アドマイヤズームの解説に「入れ込み注意」で、入れ込んでなかったでしょう?
編;ええ、普通に歩いてましたね。
今;で、逆に「入れ込み注意」だった1番人気アルテヴェローチェはやっぱり入れ込んでた。
編;パドックで状態が良いかどうか分かる自信はないですけど、素人が見ても入れ込みは分かりますからね~。ああいう解説があると、配分を減らせるのでいつも助かってますよ(笑)。
今;当日1番人気が危なくて本命は良いわけだから、期待値は2×2で単純に4倍になったわけで、かなりの勝負になる。先週の阪神JFと、これは全く同じ形だよね。それと馬場だけど。
編;内伸び馬場でした?
今;いや、そうでもないけどね。8Rを見たときは、「あ、今日は完全に終わった」と思ったんだ。外枠のルメールが勝ったでしょう?外の追い込みが有利な馬場では、本命対抗が内枠だし、期待値下がるからね。
編;ではどうして自信が?
今;朝日杯FSの前にもう一度確認で見たら、ルメールは先行してたんだ。で、2着馬も先行。つまり荒れてばらけても、前目もペース次第で残れるタイプの馬場だった。そうなると、さすがに朝日杯FSのメンバーだとハイペースにまではならないだろうから、川田の積極策でもう大丈夫ということになる。
これで馬場、馬体重、パドック、オッズ、その全てにグリーンライトがバッチリ灯ったわけで、かなりの勝負になるわけだよ。
編;指示通り、積極策でしたもんね。やっぱり馬体重の合ってる馬が今井さんの指示通りに乗ると、人気薄でもなんでも勝ちますよね~。
今;本命にしてる騎手だけに、どう乗れば良いか教えてあげたいけどね。
編;そうしたら、騎手の勝率は3割くらいアップするでしょうね(笑)。ところでなんでまたアドマイヤズーム、ランスオブカオスだったのですか?まずアドマイヤズームですけど。
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今;朝日杯FSはモーリスの相性が悪いんだよね。それはモーリス産駒が、レベルの高いレースで好走してきた馬ばかりだったからなんだ。唯一前走がオープンでなかったダノンマッキンリーも、1勝クラスを高速時計で圧勝して、その圧倒的内容で1勝クラスからでも3番人気に支持されたんだよね。2歳の早い時期に使ってストレスを溜めると、モーリスはテンションが上がりやすいんだ。そうなると、外回りマイルの京都、阪神では脚が溜まらない。
編;なるほど、それで「入れ込み注意」だったわけですね。
今;逆にアドマイヤズームは未勝利からでフレッシュなんで、ストレスがないから入れ込むリスクも少ない。精神コントロールが出来るわけだ。ただそれでも同じ京都を2戦だから、下級条件でも僅かだけどテンションが上がるリスクはあった。だから念のため、「入れ込み注意」という解説をしたわけだよ。
編;そういう理由だったんですね!で、入れ込んでなかったから完勝したわけですね。これまで人気のモーリスが飛びまくってたのに、人気薄のモーリスがあっさり勝っちゃう理由がこんなとこにあったわけですか。
今;もう1頭のモーリスだったタイセイカレントも、やっぱりレースでエキサイトして凡走したよ。この馬の場合は、前走が派手な位置取りショックだったから、余計にエキサイトして掛かるリスクは高いんで危ない。特に馬群に入れるとね。ということで全てがアドマイヤズームに微笑んだわけだけど、最後の関門があった。
編;なんでしょう?
今;スローの上がり勝負で好位で矯めると、キレ負けのリスクがある点だよね。だけど積極騎乗の川田だし、自信もあるだろうから、先行馬の少ないこのメンバーなら確実に出してくると、そういう狙いでの本命だったよ。
編;それで、実際前に出してくれて完勝ということですね。で、ランスオブカオスはどうでした?実はアドマイヤズームは本命もあるかと思いましたが(笑)、ランスオブカオスを狙ってくるとはさっぱり読めませんでした。
今;今まで重賞でいろいろな人気薄を本命対抗にして激走してきたけど、その中でもこれは自分を褒めてあげたいよ(笑)。というのも、難易度がそれまでの人気薄とは違ったんだ。例えばこの秋のGⅠで人気薄の対抗だと、天皇賞秋のタスティエーラとか。
編;そういえば、あれも似たようなオッズの単勝50倍台の人気薄での対抗抜擢でした。で、実際2着に激走しましたよね。
今;でも、あれはそこまで難しくはなかったんだよね。それに比べて、このランスオブカオスは難しい。まず単純に減量で2キロ貰いで弱い相手に勝ってきて、今回はGⅠで減量利かずの2キロ増だからね。その時点で、物理的に期待値がかなり低いよ。しかもGⅠ初騎乗の新人だしね。
編;馬券の常識ではアウトですよね。
今;他にも中1週とか、1400mの少頭数でしかも道悪を追い込んだだけとかね。どれも普通なら買える材料ではないし、仮にこれが条件戦の予想なら、こんなの新聞見た瞬間に切り捨ててる馬だよ(笑)。ただそれらは一般常識の話で、それ以上に買えないのはL系シルバーステートの内枠だった。しかも相手強化で、少頭数から多頭数替わりのL系だからね。
編;M的には当然切り捨てですよね。僕もシルバーステートの格上げは、だいたい切ってますし。
今;ただ荒れ馬場で鮮度の高いときだけは、馬群を割れるのがシルバーステートの特徴なんだ。でもこのパターンは知ってても実際は結構狙いにくい。そのカードを切るタイミングはね。
編;そういえばこの前も、「3,4ヶ月に1回くらい、荒れてばらけるシルバーステートの馬場の日があるか厄介だ」みたいな話をしてましたね。それがまさにこの日でした?
今;それと、今年の京都金杯なんかね。
編;あ、そういえばあのレースもシルバーステートのセッション本命で、高配当の3連複1点目的中でしたよね。
今;休み明け+400m延長とフレッシュで、やっぱり荒れ馬場の京都マイルだったよ。
編;なるほど、年初と年末を、荒れ馬場京都マイルのシルバーステートで当てたわけですね(笑)。
今;まぁあれは外枠のシルバーステートだから、M的にも当たり前なんだけどね。ただ今回は内枠の差し馬だから、揉まれ弱いシルバーステートでは怖い。ああいう馬場でフレッシュなときだけ馬群を割れるのがシルバーステートと知っててもなかなか難しいわけだ。
新聞のパッと見では、枠もピッタリ、はかったように「内目の中枠」に入ったアルテヴェローチェを対抗で当てに行こうかとも思ったけどね(笑)。この馬も含めて、人気馬はだいたいみんな危ないレースだったんだ。人気馬が本命なら対抗に人気薄を持ってくるのも気楽だけど、5番人気が本命だからね。せっかく美味しい本命が来ても、対抗が来ないとほとんど3連複はハズレなんで、リスクが高い。
編;今井さんの場合、3連複でも買い目は6点買いまでの予想ですもんね~。対抗が来なければ本命が来ても、ほぼ3連複は公式ではハズレになっちゃいますよね。
今;たださっき話したように1番人気は暴走のリスクがあるストレス時のモーリスだ。他の人気馬も危なくて、人気薄が来る確率の高いのは分かるけど、それを簡単には絞りきれないレースだったよ。
編;そういえば単勝181倍のテイクイットオールも買い目に入れてましたもんね(笑)。あれを入れてなければ68点同点で人気のぶん下の評価になったミュージアムマイルが3連単の買い目に入るので、3連単8万馬券も当たりでしたよ。
今;まぁあれはやり過ぎだったかな(笑)。ただ前日は外差しが利くか分からなかったからね。外差し馬場用に相手に1頭何か入れざるを得なかったんで入れておいたけど、当日はハイペースにならないと、外の差しは間に合わない馬場になってたから余計な心配だった。
編;で、最終的にランスオブカオスを対抗にしたのは?
今;リズム的な勢い、このレ―スで大切なS質のリズムだよ。これがどうしようもなくMに刺さってきたから素直に対抗にした。全てを乗り越えてくるこのレース限りの高揚感になる。細かく具体的に話せば、このケースでは延長が合うとかいろいろあるけど、今回の場合はチャンピオンズCで話した跳躍こそが必要になるというのが馬券的に最も大切なことだったよ。
編;それにしても、やっぱり指定通りの馬場、馬体重だと来ますよね。それと今回はパドックですね。「入れ込み注意」で絞り込めば、かなりドカンと稼げるレースでした。
今;入れ込み発汗以外にも、硬くなっていると危ない馬とかもかなりいるけど、そういう主観的なことは分からない人には分からないだろうから、基本的に入れ込み発汗注意のときだけ、コメントを書いているんだよ。これは誰が見ても一発で分かるから。
編;なるほど、そういう配慮も僕みたいな人向けにしてくれてるわけですね(笑)。
しかし、相変わらず2歳重賞凄いですよね~。昨年も今年も5番人気の本命が激走して、先週の阪神JFも5番人気、8番人気と人気薄の本命が2年連続で連対ですから。よく考えると、こここ2年の4頭とも5番人気以下が本命で、全馬激走しているわけでよね。
今;2,3歳重賞はストレスレベルが重層化していないから、偶然や騎手の思いつきが及ぼす影響が少なく済むんで理詰めで予想出来るのはあるよね。バタフライ効果的なものがね。長距離重賞や1200m以下も穴が当たりやすいのも同じ構造だよ。カテゴリーストレスが極端な条件は重層化しにくい。中間のグレーゾーンが存在しないから。
編;なるほど~。では今週も、馬場、馬体重、パドックに注意して勝負したいと思います!
それでは、有馬記念のデータ分析ですね。昨年はJC4着後の2番人気ドウデュースが勝ちました。JC5着馬が登録してます。
今;ならJCで4~6着で見ていこうか。そうすると、26頭中8頭が3着以内だよ。来たのは前走3角2~15番手だった。
編;該当馬は差しでしたよ。
今;3角5番手以降だと、21頭中6頭が3着以内だね。うち5頭が9番手以内なんで後ろ過ぎない方がベターな感じ。
2走前は、天皇賞秋4頭と京都大賞典2頭。着順は2~15番手と様々だった。ただ3着以内だと10頭中2頭が3着以内と率が落ちるから、蓄積疲労はない方が良いだろう。7着以下なら7頭中3頭が来ているしね。
今回は3~15番手と様々。ただ4頭は捲りとかでどこかで一回は3番手以内に上がっているし、残り2頭は4角でも10番手以降だった。巻返しステップだけにある程度メリハリを付けて乗った方がベターだろう。
編;2着スターズオンアースは、JC3着後ですが、このステップはいません。せっかくなのでJC連対馬を見て貰えますか?
今;JC連対馬は、20頭中6頭が3着以内だよ。来た6頭中5頭が前走2番人気以内で、このタイプだと7頭中5頭が3着以内。前走の位置取りは、3角1~15番手と様々。ただ1番手1頭と11番手以降が3頭いて、逃げてた馬は2頭中1頭、11番手以降は3頭とも来ている。案外極端な脚質だった馬が来ているね。
今回は、3角2~11番手と様々。ただ3角10番手以降になった馬だと5頭中1頭が3着以内と率が落ちるから、中山で置かれすぎるとリスクがある。
2走前は、天皇賞秋、京都大賞典、宝塚記念で、1頭を除くと3着以内。あと4歳馬は8頭中5頭が来ていて、ある程度鮮度があれば理想になる。
編;3着はJC5着後だったので、前年にいきましょう。
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◎「厳選!勝負レース」とは?
[ウマゲノム][Mの法則]などを使った総合評価により、最も勝負できるレースを3レース前後ピックアップし、レースごとにランキング表とコメント表を掲載します。
ランキング表は評価(点数)の高い順に並んでおり、各馬の上段に馬番・馬名・馬のタイプ(掲載しない場合もあります)、下段に評価点数・理想体重・想定オッズ情報が含まれています。
◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
(11)2位-3位-1位 (12)2位-3位-4位 (13)1位-2位-5位 (14)1位-2位-6位 (15)2位-1位-5位 (16)2位-1位-6位 (17)1位-3位-5位 (18)3位-2位-1位 (19)2位-4位-1位 (20)2位-5位-1位 (21)1位-5位-2位
買い目の順番。同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる。
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか、それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが、高配当や馬体重、馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい。
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので、人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い。