今井雅宏の重賞ステップ解析がリニューアル!
「同じ距離を使って慣れているから有利」なんていうのは全くの幻想?

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏が編集部と過去のレースを振り返る対談形式のコラム。
ときどき話が脱線してしまうことも?
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんの今井氏のレース解析の一部を毎週木曜日になんと無料公開!

さらに2年前の「レース解析」が土曜日、3年前の「レース解析+ワンポイントアドバイス」が日曜日に配信される「厳選!勝負レース」内にそれぞれ掲載されています。

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編;先週は日曜の京都8Rで3連複6920円が1点目的中とか、準勝負の方になっちゃいましたよね。

今;東京1Rの馬連71倍は5点目の的中になっちゃったしだね。へニーヒューズに勝たれたんだ。

編;野中が乗ってたやつですね。

今;減量もあったけど、へニーヒューズのダートから芝はよく走るから、しっかり3点目に入れとかないとだったよ。今後、ちゃんとマークしないとだよね。

編;今週は昨年1点目でズバッと3連複9300円を当てたマイルCSなので、今年もズバッとなやつ、期待してますよ。

今;ここのところ日曜の重賞がいまいちだから、そろそろ大きいのまた1点目で当てないとだね。

編;その前に先週の重賞ですが、土曜はデイリー杯でズバリ1点目的中がありましたが、エリザベス女王杯は伸びませんでした。まずデイリー杯2歳Sからですが、6番人気のメイショウショウブを本命で、馬連2080円1点目的中でした。

今;単勝で33倍付いてた馬だしね。9頭立てで相手も断然人気で20倍なら、美味しかった。

編;勝った馬は同点対抗の断然人気でしたから、ほぼ1点買いに近い感じで当てた人も多かったでしょうね。メイショウショウブは「ダートから芝」ということでしたか?

今;やや単調なL質なステップの馬が多かったから、行く馬も他にいないし、ショックを利して飛ばして逃げれば振り切れるという計算だった。まさか断然人気のルメールが逃げちゃうとはだったよ。上がり勝負では敵わないから、ああなるとキレ負けする。前哨戦なんでルメールに次を見据えて大事に乗って貰って、逃げ切るつもりだったけど、容赦ない騎乗だったよ。

編;外人が人気馬に乗ると、なかなか高配当にならないですよね~。スローの前残りと見るや、今度は逃げてきますから。あの3人は手に負えません。

今;それでも2頭で飛ばしたんで、先行して追走した2番人気とかの方が苦しくなった。鮮度時のダイワメジャー産駒なら、あの形が合うんで、ワンツーだったんだよ。奇襲でルメールは勝つには勝ったけど、あれで今度は乗りにくくなるから、次走はそこに期待するしかないよね。

編;エリザベス女王杯はフロンティアクイーン、最後イン突いて欲しかったですよね~。伸びていたけど、時既に遅しでした。

今;最後までインに拘って欲しかったよね。輸送があった割に落ち着いていて、増えて叩き2戦目なのに過去最高馬体重になっちゃったから、太い分、勝負所の反応が悪かった。インに入れる精神状態ではあったんだけど、それを活かせなかった。外回りの荒れ馬場でばらける展開を予想してたら、最後までペースアップせずに団子状態になったんで、瞬時に反応出来ない弱点が出たとも言えるわけだけど。逃げるって話だったプリメラアスールがあっさりひいちゃったから。

編;逃げられるんなら、クロコスミアの位置取りショックにしとけば良かったですよね~。

今;オーロCもハイペースになれば、リョーノテソーロでかなり自信あったし、実際来てたのは間違いないんだけど、あれもスローの上がり勝負になっちゃったしね。スローなのに、最後得意のインも突かないで外回したのもあって、間に合わなかった。この日は超高速馬場で、オープン1400mなら前半33秒台に入らないと、単調な上がり勝負になるから、あの馬には苦しくなったんだ。単勝26倍の馬だったし、先行馬が多かったしで、あのペースは悔しかった。モニターに3ハロン通過の速報数字が出たときは、ガクッとうなだれちゃったよ。

編;なんか思ったよりペース、上がらないレースが秋は多いですよね~。気を取り直して、今年も連続的中を狙って、マイルCSのデータ分析に早速いきましょう!昨年は富士S5着後の4番人気ペルシアンナイトが勝ちました。富士S3~5着はどうなっていますか?

今;富士S3~5着は16頭中2頭が来ているよ。昨年までは1番人気の1頭が2着に来ただけだから、人気以上に頑張って来たのは初めてになる。

編;そういう馬を敢えて対抗に選んだのは、どこがポイントでしたか?

今;同馬は2走前がダービーだった。もう1頭、来ている馬もダービーだったよ。もちろん、ダービーである必要はないけど、このデータが意味しているのは、中途半端に前哨戦のマイルを頑張っちゃったストレスがあるんで、カテゴリーストレスが薄い馬が有利という、それだけのことに過ぎない。ダービーなら、レース間隔が開いているし、古馬戦も前走が初だし、距離も800mも違うからね。あらゆる意味でカテゴリーストレスからは遠い。

編;つまり、マイルの古馬トップクラスストレスが薄い馬が有利という、M的には普通の話ですかね。

今;2頭の次に好走したのが12番人気で5着した馬で、その馬の2走前は古馬マイルだったけど、14着惨敗だから。古馬のマイル路線の馬でも、上手く蓄積ストレスが抜けていれば、注意は必要だ。あと来た2頭は前走好位から競馬をして、今回は追い込んでいた。単調な広い東京マイルのGⅢからGⅠだからね。前走からペース激化する流れなんで、やっぱり相手強化で後ろに回るという、Mの基本的な位置取りショックを施して来た馬の方が有利にはなりやすい。まぁ、極端な脚質の場合は嵌まるときは嵌まっちゃうから、行っちゃうっていう手もないことはないけど。

編;2着のエアスピネルは、富士S1着後の1番人気でした。

今;富士S連対馬は25頭中5頭が3着以内。人気馬が多くて、当日1番人気でも5頭中3頭が消えているように、同距離前哨戦連対のストレスから、期待値は当然低い。

編;それでも同馬は評価しましたよね?どこがポイントでしたか?

今;2走前が2000mの札幌記念で上手くマイルのトップクラスストレスを抜いていたからね。このステップで2走前がマイルだった馬は、3番人気以内が6頭もいて、17頭中3頭しか来てない。しかも人気が着順を上回って馬券圏内に来た馬は1頭もいない。その来た3頭のうち1頭は2走前がOP特別で、3走前は1000万だから、トップクラスのマイルカテゴリーストレスは薄かった。3走前が条件戦でなくて、2走前がマイルだった馬なら、15頭中2頭が3着以内と、さらに率は落ちるよ。その2頭のうち1頭は6月の安田記念で、3走前が2000m。やっぱりマイルの蓄積疲労が少なかった。3走前が1600mか1800mのオープンで、2走前がマイル重賞だった馬は、13頭中1頭しか来ていないことになる。「同じ距離を使って慣れているから有利」なんていうのが、全くの幻想であるということがよく分かるね。

編;データで見ると、Mの法則の恐ろしさがより分かりますよね。

今;ただそれに当て嵌まっても、1番人気3着という形ではあったけど13頭中1頭は来ているわけだから、展開と相手に恵まれれば、前哨戦マイルを連対しているわけで、適性と調子、実力は申し分ないということで、可能性は多少あるけどね。ちなみにその唯一来た馬は、前走4番手から今回8番手と、Mの基本的な位置取りショックを掛けて来ていたよ。
 2走前がマイルでなかった馬だと、8頭中2頭が来ている。それでも3番人気以内の4頭中3頭が消えているから、安心は全く出来ないけどね。来た馬は前走1番人気1着だった。圧倒的な力差があって、前走も苦もなく勝って疲れが残っていない馬だね。あと2走前は連対してなかった。2走前が連対してなかった馬なら、5頭中2頭が来ている。もちろん連対していても構わないけど、とにかく心身の蓄積疲労がない馬だね。それと、来た2頭は稍重の年だった。やっぱり来にくいステップだけに特殊バイアスが発生するとイレギュラーなことが起きやすいし、ばらけてストレスの影響が出にくくなるのと、2走前に長い距離を走っているんで、体力の優位性を活かせるっていうことも道悪になればあるよ。

編;3着のサングレーザーはスワンSを1着後の7番人気でした。

今;スワンS連対馬は、34頭中14頭が3着以内。距離が違うのと、最近は昔と違って前哨戦でもなくなって強い馬が揃わない裏路線になったからね。そのぶんストレスが薄れて、同距離の富士Sよりは期待値が高い。それでも1番人気で4頭中2頭と、半分消えているから、もちろんストレスがきついんで、どうやってストレスを抜いてくるかが当然重要になってくる。

編;サングレーザーはストレスを抜いてきたから、人気薄で狙ったんですね?

今;まぁそうだね。サンプル数が多いから、便宜的に位置取りで見ていこうか。前走3角5番手以内だった馬だと、17頭中8頭が3着以内。先行馬の延長という順ショックだから、率は上がる。ただ前走4角で3番手以内に絞ると、9頭中3頭が3着以内で、3番人気以内の5頭中3頭が消えているように、安定感は落ちる。極端な脚質で連対するとストレスはきつくなるからね。でも逆に今回逃げて10番人気で3着に突っ込んだ馬もいるように嵌まるときは嵌まっちゃうけど。このタイプで、4角で3番手以降なら11頭中6頭と安定感がある。「極端過ぎない程度に前に行って活性化している形での、先行馬の延長ショック」が一番有利ということだね。このパターンで来なかった5頭は全て2走前が芝重賞の1200mだった。芝のスピード競馬に慣れすぎている先行馬は、距離延長で掛かったりして精神コントロールを失うリスクはどうしても上がる。まぁ、逃げたり、特殊馬場でスムーズに競馬したら展開に嵌まることもあるだろうから、あくまでも位置取りのデータだから、展開に依存しやすい確率の話だけど。
 前走3角6番手以降で連対した馬だと、17頭中6頭が3着以内と率が落ちて、当日3番人気以内の5頭中3頭が消えているように、安定感を欠くよ。

編;でもサングレーザーはこれに該当しますよね?どうして評価したんですか?

今;同馬は2走前が準OPだからね。このステップ最大の問題は前走のストレスなんで、やっぱり蓄積のストレスが薄い馬は有利だ。実際、このステップで2走前に連対している馬は8頭中2頭が来ているんだけど、その2頭のうち1頭がサングレーザーで、もう1頭はOP特別だった馬。2走前が7月以降の重賞で連対していた馬なら、6頭とも消えているよ。このステップで2走前が重賞だった馬は15頭中4頭が来ているけど、その4頭は2走前が4着以下だった。2走前が重賞で3着以内なら、6頭全て消えた。9番人気で4着とあわやの馬がいたけど、その馬は前走8番手から今回16番手。相手強化で思い切って後ろに回る位置取りショックだからね。この極端な位置取りショックは、どんなステップでも。当日の流れに即してさえいれば怖いから。



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プロフィール

今井 雅宏(いまい まさひろ)

学生時代に独学で競馬を研究し、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見、それまでの競馬予想を一変させた。
現在は、競馬雑誌で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催して、毎週予想情報の提供を行っている。
著書に「衝撃の馬券革命 Mの法則」「馬券破壊 マグニチュードM」「競馬を科学するMという名の最的中理論」(メタモル出版)、「短縮ショッカー」「ウマゲノム版種牡馬辞典」(白夜書房刊)などがある。


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